日本演劇協会ニュース
2006.5.1更新
演劇年鑑2006(平成17年度文化庁芸術団体人材育成支援事業)が刊行されました。
お問合せは日本演劇協会事務局まで。
〈本体価格3,000円:税別〉
去る8月2日(火)、東京・歌舞伎座に於て、社団法人日本演劇協会主催 第十二回演劇人祭が開催されました。当協会は、演劇の発展を図ることによって日本文化の向上に寄与すると共に、演劇関係者の社会的地位を確立することを目的としていますが、その中にあって当演劇人祭の趣旨は、我が国演劇の発展に寄与された多くの諸先輩演劇人に対し感謝の意を表わすこと ・・・物故者に対しては追悼の意を、長老に対しては感謝の意を、そして功労者に対してはその功を顕彰する・・・ にありますが、これらの目的を達成するための事業の一環として5年に1度、各分野の演劇人がこの機会に一堂に会して祝典及び祝賀芸能を催し、結束をはかり、以て日本演劇界の一層の発展に貢献しようとするものです。 |
当日の内容
第1部 祝典 〈I〉 一、能「壽の舞」 〈II〉 一、「時雨西行」長唄囃子連中 総合司会=葛西聖司
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日本演劇協会会員情報
2005.6.29
※劇作・演出家の石川耕士先生が構成・脚色と演出協力を担当された「三井の晩鐘」が、第4回(2004年度)佐治敬三賞を受賞しました。
石川先生より次のコメントが寄せられましたのでご紹介致します。
昨平成16年10月24日、大阪イシハラホールで上演された(イシハラホール制作)「三井の晩鐘」が、このたびサントリー音楽財団より、2004年度・第4回佐治敬三賞を贈られることになりました(贈賞式:6月13日)。浄瑠璃を核とした現代音楽の作品(原作・梅原猛、演出・鵜山仁)ですが、私は構成脚色と演出協力ということで参加させて頂き、主に浄瑠璃詞章の作詞(作曲は鶴澤清治、演奏は豊竹呂勢大夫と鶴澤清治)に苦労致しました。古典である義太夫と、現代音楽が斬り結ぶということになりますと、義太夫が詞章・節付けともに、擬古典的に格調を備えていなければならないと考えましたので。苦労した作品が顕彰されましたことは何よりの喜びであります。古典邦楽と現代音楽のコラボレーションであるとともに、音楽と演劇との接点のような試み(それで演出をはじめ、美術・倉本政典、照明・井口眞といったスタッフ構成だったのでしょう)であったと思います。とはいっても音楽としての面が大きいわけですので、演劇のジャンルでは、見落とされがちがちかも・・・と思い、お知らせ申し上げる次第です。(スタッフ名の敬称略) 従来の仕事の方は、脚本・演出補を勤めております「ヤマトタケル」東京・大阪公演に続いて、6月4日より名古屋・中日劇場にての公演・・・劇場機構の違いから、色々と演出変更をしなければなりませんので、プランを考えています。 |
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